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インデラルは狭心症予防の薬ですが、今ではあがり症を緩和する薬としても良く使用されています。

インデラルの効果

インデラル

狭心症予防

狭心症予防

狭心症の予防に効果のある薬がインデラルです。開発はイギリスの製薬会社アストラゼネカで、1960年代に誕生した歴史のある薬です。発症した症状を抑えるものではなく、予防薬ですのでその傾向がある人はインデラルを服用することでリスクを低くする事が出来ます。有効成分はプロプラノロールで血圧の上昇を抑え脈拍を安定させる働きがあります。

あがり症にも効果があります

あがり症

またあがり症の人が服用することで緊張状態を落ち着かせるという効果もあります。今はそちらの目的で使われる方が多いかもしれません。あがり症と狭心症などの心疾患はメカニズムが似ているようなので、本来の使い方ではないものの効果を発揮してくれるのです。緊張・不安を感じるとアドレナリンの分泌が多くなってしまい血圧の上昇や脈が早くなってしまうため人前に出た時にあがってしまうのです。

主な使用目的である狭心症、不整脈予防についての作用機序は、上記のあがり症への効果と同様に動きすぎている心臓を落ち着かせます。特に狭心症は血液がうまく送られない状態となっているため、心臓の動きが過剰であると胸に痛みが発生してしまうのです。その動きを抑えるために重要なのがβ受容体というものです。

β受容体は心臓にもあり、刺激が加わると運動している時と同じ状態になります。心臓へ血液が届きにくいと必要以上に動かすのでそれを止めなくてはなりません。それがインデラルの役割です。β受容体の阻害をすることにより心臓の酸素消費量を減らすので、狭心症が起こることを防いでくれるのです。

気管支に疾患を持つ人は要注意

気管支に疾患

しかし気を付けてほしいのが、気管支にもβ受容体があるため喘息の人が服用すると逆に気管支のβ受容体の阻害をしてしまい収縮するため症状が悪化してしまいます。ですので気管支疾患を持っている人はインデラルを使用できません。また副作用には心拍数を落ち着かせるために、徐脈が起きる事があります。

今ではあがり症の薬として知られているインデラルですが、狭心症・不整脈の痛み止めとしての役割が本来の目的です。狭心症はかなり苦しいとのことですので兆候が見られる人は備えておいても悪くはないと思います。